【社台TC】先週末の出走結果(2025/5/11~12)

社台TCのミラビリスマジックとソードマスターが出走しました。

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ミラビリスマジック

クラブコメント

5月10日(土)東京9R・分倍河原S(芝1600m)に戸崎騎手56kgで出走、馬体重は452kg(-4)でした。

レースでは、五分のスタートから5,6番手外で流れに乗りました。道中はやや力みながらの追走で、直線残り400m付近で追い出されると、前との差をジワジワと詰めていきました。加えて内の馬から接触を受けながらも、めげずに前を追ったものの、先行各馬の勢いは止まりませんでした。最後は脚色が一杯になってしまい、勝ち馬から0.3差の8着で入線しています。

レース後、戸崎騎手は「休み明けのレースでしたし、序盤で前に壁を作ることができず、力みながらの追走でした。直線で伸びを欠いたのはそのあたりの影響もあったでしょうか。きょうのような馬場をこなせないことはありませんが、良馬場の方がいいと思います」とコメントしており、

国枝調教師は「前に馬を置くことができず、ましてスローペースということでハミを噛みながらの走りでしたね。久しぶりのレースでしたし、いいガス抜きになったと思います。レース後の馬の状態を確認してから、この後の予定を検討していく予定です」と話していました。

感想

ちょっと道中引っ掛かってしまいました。それでも直線の坂を上がるぐらいまでは突き抜ける雰囲気があったのですが、最後の1ハロンは引っ掛かった影響か、レッドアトレーヴからの体当たりの影響か、止まってしまいました。ラストは止まったといえど上がり3ハロンを33.6秒で走れていますし、着順は悪くてもたった0.3秒差ですから、次走は普通に勝ち負けが期待できそう。問題は適鞍が見当たらないことで、中2週でダービーデイの東京芝1800m、あるいは中5週で府中牝馬Sに格上げ挑戦でしょうか(出られるかわかりませんが)。中4週で阪神のマイル戦がありますが、チューリップ賞時の馬体ガレが気になりますしね…。

ミラビリスマジック
ミラビリスマジック
ミラビリスマジック
ミラビリスマジック

ソードマスター

クラブコメント

5月11日(日)新潟9R・ゆきつばき賞(芝1200m)に斎藤騎手57kgで出走が、馬体重は464kg(+2)でした。

レースでは、五分のスタートを切ると外枠ということもあり、内の馬たちの動向を見ながら徐々に内へポジションを移して、中団馬群のやや外め10番手あたりでコーナーに入っていきました。3~4コーナーは無理に動かず、直線で外めに出して追い込みに懸けました。しかし、追い出すタイミングで外から寄られて内の馬と挟まれる場面があり、そこから立て直して再び伸びてきましたが、前との差を詰め切ることができず、最後は勝ち馬から1.2秒差の6着で入線しています。

レース後、斎藤騎手は「スタートは良かったのですが、内の馬も速かったのであの位置からになりました。道中のリズムもよく、さぁここからというタイミングで外から寄られて切り返すことになったのは痛かったですね」と肩を落としてコメントしていました。

また斎藤調教師は「中間ゲート練習を重ねて、対策のひとつとしてコンプレッションフードを使用してみたのですが、それでも挙動は怪しかったですね。直線の不利も厳しい展開になってしまいました。トレセンに戻った状態を確認してからになりますが、まだ良化途上の馬ですし、このあとは心身の良化をはかりたいところです」と話していました。

感想

追い出すタイミングで外から思いっきり斜行されてしまったので、どうにもなりませんでした。ただ、仮にスムーズでも4着までだったかな。道中の行きっぷりを見てもいかにも忙しい印象で、やっぱりスプリント戦は不向きだと思います。まだ3歳ですし、マイル戦を使いながら折り合いの教育をする方向に転じてほしいです。雰囲気的には一旦放牧になりそうですが、仮にマイル戦を使うとなると新潟まで待機、あるいは札幌で1500mになり、いずれにせよ8月までお休み。まあ福島1200mが合うとは思えないので、成長の時間としてちょうどいいんじゃないでしょうか。

※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。