社台TCのソードマスターとアークシャルダームが出走しました。
ソードマスター
クラブコメント
3月16日(日)中山6R・芝1200m戦に横山和生騎手57kgで出走、馬体重は前走から変わらず462kgでした。
レースでは五分のスタートを切ってダッシュがついたものの、他の馬たちも速かったため、前半は中団6番手外めから追走する形でした。その後は勝負どころの3~4コーナーで徐々にスパートをかけて、直線は外めに持ち出して追い込みました。しかし伸びてはいたものの、前も止まらず、勝ち馬から1.0秒差の4着まで順位を上げたところがゴールでした。
レース後、横山騎手は「レース前に陣営より、テンションが上がりやすい馬と聞いていたので、返し馬から機嫌を損なわないように心がけました。その甲斐もあって、ゲートも道中もよく我慢してくれた印象です。初めての1200m戦ながら、予想以上に流れに乗れたことは収穫でしょう」とコメントしており、
斎藤調教師は「前半は慎重に乗っていた感じがしましたが、全体的に上々の内容だったと思います。初めての距離で、少し忙しかったかもしれなかったものの、うまく対応してくれました。この後はレース後の状態を確認してから、リフレッシュ放牧に出す予定です」と話していました。
感想
この日の芝コースは前行ったもん勝ちだったので、中団後方から進めた時点でちょっときつかったです。また、着順が変わったかは別として、4コーナーで無理やり外に出したところで距離損しちゃっていましたし、加速し直しになったでしょうから、ここがもったいなかったです。ただ、私的には全体的にちょっと忙しすぎて、なんとかついて行った後になだれ込んだだけに見えて、せめて1400mにしたほうがいいと思いました。騎手も調教師も一定の評価をしているので、このままスプリント路線を進む可能性もありますが、ここで放牧を挟むなら次は東京なので、そうすると自動的に1400mになるため心配はないかな(わざわざ1200mを求めて新潟行かないよね?)。
アークシャルダーム
クラブコメント
3月15日(土)阪神4R・芝1400m戦に岩田望来騎手55kgで出走、馬体重は前走と変わらず462kgでした。
レースでは、ゲートを出たところで内の馬と接触してしまい、スタートダッシュがつきませんでした。道中は中団馬群のなか7,8番手でコーナーに入っていくと、手応えを残して直線に向いたように見えましたが、やや外めから追い出していくと、伸びはジリジリといった感じで、なかなか前との差を詰めることができず、最後は逃げ切った勝ち馬から0.9秒差の7着で入線しました。
レース後、岩田騎手は「ゲート内で落ち着かないところがあり、スタートが良くなかったです。それでも1400mのペースでも流れに乗れていましたし、最後もこの馬なりに脚は使えていました。前半にもう少し良い位置で競馬をしたかったですね」とコメントしていました。
また、友道調教師は「1400mの距離を試すために、中1週のローテーションになりましたが、結果的にはレースで入れ込みが出てしまってスタートに影響してしまいました。残念ながら次走への優先出走権を逃してしまったこともあり、このあとはリフレッシュ放牧を挟む予定です」と話していました。
感想
こちらもスタート後の接触があったとはいえ、全体的に忙しそうに見えましたが、岩田騎手からは一定評価されている様子。前走スローペースで行きたがったので距離短縮もありかと思いましたが、やっぱりこの馬は1800mぐらいで強気に先行して後続に脚を使わせるほうが向いている気がします。友道調教師は距離に触れていないので、どう考えているのか気になりますね。
※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。