ロードTOのハリウッドメモリー、ロードリベラシオン、ロードデルレイが出走しました。
ハリウッドメモリー
クラブコメント
ハリウッドメモリーは、6月14日(土)函館7R・3歳上1勝クラス・芝1200mに丹内騎手53kgで出走。14頭立て4番人気で8枠14番からハイペースの道中を1、1、1番手と進み、4コーナーでは最内を通って0秒3差の2着でした。馬場は良。タイム1分07秒5、上がり34秒9。馬体重は4kg増加の458kgでした。
長谷川調教師 「滞在の効果でオンとオフの切り替えが上手く付いており、ゲート裏で着けたブリンカーもプラスに働いた印象。ジョッキーは『意識的に出して行き、最後まで止めるところが無し。今日は相手が悪かった』とコメント。朝から時計が極端に速い馬場で、600mの32秒台も通常のハイペースとは異なります。評価できる内容。基本的には続戦のつもりです」
感想
ブリンカーで一変しましたね。これまでと違い、走りに集中してくれてそれが最後まで持続しました。ただ向こう正面が上り坂な函館で600m32.6秒はやっぱり早すぎです…。これで3番手以降に差をつけて2着ですから、能力は相当なものと確認できたレース。次は確勝でしょう。
ロードリベラシオン
クラブコメント
ロードリベラシオンは、6月14日(土)函館9R・奥尻特別・混合・芝2000mに横山和生騎手55kgで出走。11頭立て6番人気で3枠3番からスローペースの道中を10、5、1、1番手と進み、4コーナーでは最内を通ってタイム差無しで優勝。2勝目を飾りました。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム2分00秒2、上がり34秒7。馬体重は4kg減少の496kgでした。
尾形調教師 「2000mへの延長が狙い通りにフィット。ジョッキーは『滞在の分だけイレ込みは軽減されたが、スタートが切られる直前に煩くなって出遅れる形。ペースが緩んだ時に仕掛け、最後までよく踏ん張ってくれたと思う』とコメント。レース後の様子を確かめ、次の方針を考えたいです」
感想
出遅れて最後方になって、もうその時点で諦めていたんですが、その上であの超速マクリですから、何してるんだよと呆れてしまっていました。ところが直線で結構頑張っていて、これは3着ぐらいはあるかなと思ってみていたら、そのまま粘りに粘ってなんと勝ってしまいました。終わってから振り返ってみれば、逃げた馬がスローに落としたタイミングでスルスル上がっていった形で、決して無理して上がっていったわけじゃなかったので耐えられたんですね。会心の騎乗といったところですし、次もスタートをまともに出れば通用しそうで楽しみです。
ロードデルレイ
クラブコメント
ロードデルレイは、6月15日(日)阪神11R・宝塚記念(GⅠ)・国際・芝2200mに川田騎手58kgで出走。17頭立て3番人気で8枠15番から平均ペースの道中を13、13、12、14番手と進み、4コーナーでは最内を通って1秒2差の8着でした。馬場は稍重。タイム2分12秒3、上がり35秒9。馬体重は6kg増加の492kgでした。
中内田調教師 「雰囲気こそ悪くないとは言え、返し馬から妙に落ち着いた印象。力負けとは異なり、蒸し暑さが敗因と言えそうです。本来はゲートからあそこまで出すようなタイプとは違い、それでも普段の噛む様子を覗かせずに付いて行くのに精一杯。最後にチョロチョロと伸びようとしても、走るのがキツい感じでした。ジョッキーは『想像の域を超えないが、気温が上がって急にグッタリしていたのかも。調整はスムーズに運び、脚元にトラブルも無さそう。ただ、ひたすら動けなかった』とコメント。まずはトレセンへ戻り、ダメージの有無をよく見させてください」
感想
んー、なんというか語ることのないレースとなってしまいました。人間もめちゃくちゃ蒸し暑かったですし、ベラジオオペラも影響を受けていたようなので、この日異様に熱くなってしまったのが惜しかったです。避暑で三石に移動して、仕切り直して天皇賞・秋を目指してほしいです。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。