【ロードTO】2023年度募集馬への出資検討⑧

ロードTOの募集が始まりました!今回はアドマイヤシャイの22、デルフィーノの22、ブリュネットの22です。

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NO20.アドマイヤシャイの22(牡)

基礎情報

総額3,200万円(一口64,000円)
2022年3月6日 生、栗東 小栗実厩舎
父ドゥラメンテ、母父キンシャサノキセキ
馬体重:409kg 体高:153.5cm
胸囲:172cm 管囲:19.3cm

血統

どの種牡馬でも全部の産駒が小さいのでこれはもう血筋ですね。昨年比では半姉クラストンベリーが3勝と成績を伸ばしましたが、これ以外はまだ走っていないので、小さくても走るから気にしなくて良いのかはまだわかりません。父がドゥラメンテに変わりましたが、ドゥラメンテの活躍馬ってサンデークロス無い(=母系にサンデー持っていない)んですよね。そういう点では割引なのかな?

評価

期待のドゥラメンテ牡馬だったのですがやっぱり小さい…。ツアーの時から全然体重が増えておらず、2歳の半姉リングアームズもいまだ400kg前後のため、今後もこれ以上増えない懸念があります。馬体がメリハリない感じなのもお肉がついていないということなんでしょう。でも歩様は少し外弧歩様なものの、いい歩きをしていて距離も持ちそうな動きなので、ドゥラメンテ最終年ですから1発狙うのはありかもしれません。

NO21.デルフィーノの22(牡)

基礎情報

総額6,600万円(一口132,000円)
2022年2月16日 生、栗東 杉山晴紀厩舎
父ドゥラメンテ、母父ハーツクライ
馬体重:454kg 体高:157.0cm
胸囲:179cm 管囲:19.6cm

血統

昨年は募集馬がいなかったので一通り解説すると、名牝バラード牝系で、同系統はこの後2頭出てきます。アンブライドルドやフレンチデピュティと米国系の種牡馬が重ねられた後、ハーツクライをつけて生まれた母デルフィーノは、芝中距離を3勝していてレースの最速上がりをよく出していました。兄は全兄が1頭とロードカナロアの半兄が2頭。出資馬でもあるロードデルレイが母同様鋭い末脚を武器に3勝、神戸新聞杯も僅差の4着で一気に母の評価を上げましたが、残りの兄たちは全兄のロードブライト含め、中央競馬で馬券対象になったことがありません。本馬はサンデーの3×3を保有しており、アドマイヤシャイの項目でも言及した通り、これはプラス材料ではないでしょう。

評価

今回最も評価に迷う馬ではないでしょうか。ロードデルレイに寄るか他の兄達に寄るかで天と地の差があります。馬体写真を比較すると、ちょうど全兄ロードブライトとロードデルレイの中間みたいな馬体をしており、これがまた迷わせる原因です。悪くない歩様をしていますが、じゃあロードデルレイに似ているかと聞かれればそれもNOであり…。普通の値段だったらとりあえず出資しておけという感じですが、すごい吹っ掛けてきたのでやっぱり迷う馬です。

NO22.ブリュネットの22(牡)

基礎情報

総額3,000万円(一口60,000円)
2022年5月3日 生、美浦 斎藤誠厩舎
父サートゥルナーリア、母父ダイワメジャー
馬体重:498kg 体高:156.0cm
胸囲:178cm 管囲:21.5cm

血統

これまではロードカナロアばかりつけられており、2歳の半兄ロードブレイズはロードTO同期の初勝利馬。ダート替わりで変わり身を見せ3戦目での勝利でした。他に中央で勝てなくて解散した後、浦和で大活躍している半姉ブラックオパールと、ダートで勝ち上がった半兄パラディがおり、基本みんなダート馬に出ています。母系にサンデーとストームキャットを持ち、サートゥルナーリアもそれは同じなので、サンデークロスとストームキャットクロスを保有。ケイアイファームは濃いクロスが好きで、狙い撃ちした配合ですね。

評価

遅生まれなのに500kg近くありこれはデカ過ぎ懸念がありますね。でもツアーのときは508kgあったので、遅生まれなのに体重減っているという不思議な状態。これ以上大きくならないように気をつけているのでしょうか。大きな体を使ったゆったりとした歩みは心惹かれますが、血統と動きを踏まえると確実にダート短距離だろうと思います。デカ過ぎリスクとダート短距離を踏まえてどう判断するかですね。

※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。