社台TCのバニーホップが出走しました。
バニーホップ
クラブコメント
4月28日(日)京都3R・芝1400m戦に池添騎手55kgで出走、馬体重は406kg(-4)でした。
レースでは五分のスタートから、控える競馬を選択しました。道中は縦長の隊列で、その後方16番手を進みましたが、焦らず、末脚をためることに徹しました。勝負どころでジワっと前との差を詰めると、直線手前では大外に持ち出されました。その後はメンバー中、上がり3F最速となる34.2秒で追い込んだものの、勝ち馬から0.3秒差、2着馬からは0.1秒差の8着で入線しています。
レース後、池添騎手は「ゲートでの反応があまり速くなかったので、前半はリズム重視で運びました。最後はよく脚を使っていますし、上位の馬ともそれほど差のない競馬はできているのですが…」とコメントしており、辻野調教師は「本馬の母も3歳の今時期は他馬を気にしたりなど、器用さに欠ける大味な競馬が多かったのですが、この馬もそういった面がありますね。初めて1400mを使いましたが、レースぶり自体は悪くなく、雰囲気的には1200mでも対応できそうです。次走権利を逃してしまったので、この後はいったん放牧を挟みますが、滞在で使える北海道開催へ遠征させることも検討します」と話していました。
感想
なんというか、4戦目にして初めて本領発揮してくれました。1・2番手の馬がそのまま1・2着となる前残り馬場の中、8枠で内に入れることが出来ず、ほぼ最後方から大外ぶん回してのこの着差。パトロールビデオを見ても、一切左右にふらつくことなく一直線に伸びる素晴らしい末脚で、勝ち上がりへの期待が大いに高まるレースとなりました。ただ、5着とはタイム差無しのクビ+ハナ+ハナ差で出走権利獲得できなかったのは残念。
できればもう1走京都芝1400mで見たかったところで6/15にあるのですが、コメント的にはさっさと函館入りして1200mに行くのでしょうか。仮に今回のような後方一気で望むのなら、函館・札幌コースは正直合わないと思うので、京都→新潟→中京と転戦したほうが良さそうですが、先行する競馬を試すのかもしれません。昨年夏バテ気味でしたし、何となく北海道に行きそうですね。
※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。