【社台TC】出資馬の状況(2025/10/05)

社台TCの出資馬、ミラビリスマジック、ソードマスター、アークシャルダーム、レジオンポレール、ステラミラージュ、ソーマジックの24、ソラリアの24の更新です。

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ミラビリスマジック

ミラビリスマジック

最新情報

2025.09.28

順調に乗り進められており、コンスタントに速め調教も消化しています。変わらずトロットエリアで馬体をほぐした後、坂路コースに移って1~2本登坂し、設定タイムはハロン17秒です。2本め登坂時はハロン15秒程度で負荷をかけつつ、週1日の頻度で3F42秒台のキャンターも課しています。まだ後肢に緩さを残すものの、速めの動きは良く、加速もスムーズな印象です。今のところ脚元含め状態に問題はないため、このまま進捗すれば来月中の帰厩も視野に入ります。最新の馬体重は476kgです。

感想

引き続き順調で、10月中の帰厩ならやっぱり奥多摩Sでしょう。翌週にマイルのハンデ戦で秋色Sがありますけど、前走8着とはいえ0.3秒差だから軽ハンデはもらえなそうですし。勝ってそのままターコイズSに向かえたら最高なんですが、まずは素直に復帰できるか…。

ソードマスター

ソードマスター

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2025.09.28

この中間は少しずつ調教負荷を高め、坂路コースでは2本登坂も開始しました。現在は周回キャンター後に坂路コースへ移って、ハロン16~18秒で1~2本駆け上がり、週2本はハロン13~15秒の速めキャンターを消化しています。疲れを残している様子もなく、しっかりと体を使えており、動きは良好です。そのため、10月25日(土)もしくは26日(日)の東京、新潟開催での出走を視野に、近々の帰厩も検討しています。最新の馬体重は467kgです。

2025.10.01

次走は10月26日(日)東京・芝1600m戦への出走を本線に検討しており、きのう9月30日(火)に美浦TCへ帰厩しました。こちらで出走態勢を整えていきます。

2025.10.02

10月26日(日)東京・芝1600m戦への出走を本線に検討しています。きょう2日(木)は坂路コースで、半マイルから56.8-41.4-27.2-13.4秒をマークしました。斎藤誠調教師は「帰厩したばかりで15-15程度の調整でしたが、活気十分でいい雰囲気ですね」と話しています。

感想

すぐにペースを上げてもう帰厩とは…。馬がすごいタフですし、斎藤調教師もガンガン使ってくれてありがたいです。予想通りマイルに距離を伸ばしてくれましたし、今の追い込み脚質なら東京コースはベストでしょうから、今度こそ上位争いを期待したいです。

アークシャルダーム

アークシャルダーム

写真更新

アークシャルダーム

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2025.09.29

この中間は疲労も回復してきましたので、騎乗調教を再開して調教を進めています。現在は周回コースでハッキングキャンターを2000m乗ってから、坂路コースに入ってハロン17~18秒ペースで駆け上がってます。リフレッシュ効果もあって歩様などに問題ありませんので、ここから立ち上げていけそうです。調教進度を慎重に確認しながら、今後の予定を検討していきます。現在の馬体重は470kgです。

2025.10.01

この中間は順調に乗り進めており、坂路コースではハロン15秒ペースの強め調教も取り入れはじめています。ここまでの立ち上げに問題ないことから、現状をふまえて改めて関係者間であらためて今後の方針を協議しました。本馬は芝の短距離からマイル前後でレースを重ねてきましたが、勝ち馬から僅差3着が2度あり、元来晩性の血統であることも考慮すると、今後の伸びしろはまだ見込めるのではないかとの結論にいたり、ここで一旦JRAの競走馬登録を抹消しまして地方競馬へ転籍をおこない、あらためてJRAへの再登録を目指すこととなりました。地方競馬において規程の要件(3歳時は2勝、4歳以降は3勝)を満たせば、再転入後は1勝クラスとして出走することが可能となります。なお、地方競馬の移籍先は船橋競馬場でリーディング上位の成績を続けている佐藤裕太(さとう ゆうた)厩舎を予定しています。今後の地方競馬在籍中は、ファンド運用を継続しまして出資会員の皆様には維持費出資金をご負担いただくこととなりますが、本馬の将来性を見込んでの判断となりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。近日中にJRAの競走馬登録を抹消しまして、来週中には船橋競馬場への移動を予定しています。それまではグリーンウッドTで調整を続けていきます。

感想

なかなか今後の予定が明らかにならずモヤモヤしていましたが、船橋競馬への移籍が発表されました。てっきり園田だと思っていたので、なんで船橋?とは思いますが、関東に来てくれるなら初めて現地でレース観戦できるかもしれないのでありがたいです。次の船橋開催は11月1週目なので、そこでデビューかな。2連勝で決められたら最高ですが、基本的には4歳まで視野に入れての移籍でしょうね。

レジオンポレール

レジオンポレール

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レジオンポレール

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2025.09.20

この中間から坂路調教を再開しており、現在は週2日、ハロン19~20秒ペースを基調に1本駆け上がる内容が基本です。馬の状態に合わせてペースアップしているため、ここまで歩様や脚元の状態に変わりありません。しばらくの間は体力・筋力面の底上げが必須であるものの、これから北海道は気温が下がって寒さが厳しい季節に入るため、来週中にも宮城県・山元トレーニングセンターへの移動を検討しています。最新の馬体重は494kgです。

2025.09.25

きょう25日(木)に山元TCへ移動しており、こちらで段階を上げて入厩を目指します。

2025.09.28

山元TC到着後も体調面に変わりありません。まずは各施設へのスクーリングを通じて新しい環境に慣れさせてから、基礎体力・筋力の底上げに取り組んでいきます。最新の馬体重は485kgです。

感想

牧場で聞いた通り山元TCへ移動。まだ全然乗り込めていないので、順調にいったとしても入厩は年明けになるぐらいでしょうし、そうすると新馬戦のあるうちにギリギリデビューが間に合うかどうかという感じ。基本的にクラシックどうこうというレベルではなく、無事デビューしてもらうことと早めに勝ち上がってもらうことを祈りましょう。

ステラミラージュ

ステラミラージュ

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2025.09.20

この中間も左後肢へのショックウェーブ治療等を続けながら、基礎運動のみで経過をみています。牧場獣医師の定期検査では小康状態を保っているものの、まだ歩様が安定しないこともあり、もうしばらくは無理せず基礎運動のみで治療を優先していく方針です。現在の馬体重は508kgです。

2025.10.03

その後も左後肢の治療を継続していましたが、なかなか歩様の改善に至らないことから、社台ホースクリニック獣医師の協力も仰ぎながら、繰り返し各種検査をおこなっていました。その結果、昨日2日(木)に左後肢脛骨に骨折線が見つかりました。獣医師によれば、患部は手術などで骨を固定することができない箇所でもあり、負荷がかかることで骨折線が拡がる可能性が残ることから、当面は安静にして治療を続けていく必要があるとの見解でした。また、騎乗調教を再開するまでには長期間にわたる休養が必要となるばかりか、調教再開後に患部へ強い負荷がかかった場合、同様の骨折が再発する可能性も否定できないという見解も示され、残念ながらこの症状は競走馬として能力喪失レベルにあたるとの診断が下されました。この最終診断を受けて、誠に残念ではございますが、ここで本馬の現役引退・繁殖入りを決定いたしました。クラブとしても大いなる期待を抱いていた1頭だけに、未出走での引退となってしまったことは大変心苦しい限りです。会員の皆様におかれましては、たいへん厳しいご報告になりましたことをお詫び申しあげます。生き物が対象であるがゆえ、予見不能な疾病や怪我の発症が起こりうることをご理解いただき、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。なお、今回のケースは競走馬保険の「未出走馬が競走能力喪失と診断を受けた場合」に基づく見舞金給付特約に該当します。これにより保険加入額(本馬の場合は募集価格の10,000万円の100%)の50%(5,000万円)が給付されます。

感想

牧場見学の記事を上げた翌日に、競争能力喪失のお知らせが来てしまいました…。結局CTを取るのではなく普通のレントゲンで故障箇所が見つかったのですね。なんとなく、クラブ側が見学時にレジオンポレールではなくこちらを提示してきたのは、最後の会えるチャンスだったからと薄々感じてはいたのです。いつも保険代って無駄だから保険入らなくてといいよと思っていたのですが、まさか歴代最高出資額の馬が未出走競争能力喪失になるとは…。半分戻ってくるとはいえ金銭的にも大きな損失です。お金以上に超期待馬だっただけに喪失感が大きいですが、唯一の救いとしては繁殖牝馬にはなれそうという点で、どこかで出資する機会に恵まれるかもしれず、産駒の誕生を楽しみに待っています。

ソーマジックの24

ソーマジックの24

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2025.10.04

この中間は体調も良好で、順調に調教を重ねています。週4日は調教コースに入れており、周回コースを中心に2000~2500mのハッキングキャンターを乗っています。また、週2日はその後に直線坂路コースに入り、ハロン20~24秒ペースでじっくりと駆け上がっています。調教コースに入らない日は、ウォーキングマシンのみの日やトレッドミル運動の日を挟んでメリハリをつけています。飼葉をよく食べていることから、馬体重は488kgまで成長を見せています。今後も心身の成長を促しながら、基礎体力の向上を目指します。

感想

見学以降も順調なようで、乗りながら体重が増えていて理想的な進捗です。見学時には500kg前後のデビューになるのではとの予想だったので、まだしばらくは体重が増えていきそうです。ハロン20秒は社台TCの中では最も進んでいる組になるので、やはり第一陣での移動が視野に入っていそうで、今までにない早期デビューができればいいなと期待大です。

ソラリアの24

ソラリアの24

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2025.09.18

ここまで他馬とともに、馴致や放牧を中心としたメニューを組んでいました。しかし、先週末から両後膝部分に関節液が増加したため、本日9月18日(木)に社台ホースクリニックで検査を実施しました。その結果、両後膝部分にOCDが見つかったことから、関節鏡を用いた除去手術を実施しています。今後1ヵ月程度は運動を制限していくことになる見通しです。

2025.10.04

両後膝のOCD手術後は、心身ともに落ち着いた様子です。しかしながら両後肢ということもあり、状態次第にはなるものの、少し長めに療養期間を設けることを検討しています。調教時には、テンションの高さが目立つこともあったため、この期間に心身の成長を促していきたいところです。馬の状態に合わせて、リハビリを開始していきます。最新の馬体重は443kgです。

感想

まあこちらは見学時から大きく変わるはずがなく、変な事が起きていなければOKです。このお休み期間にどこまで成長により体重を増やしていけるか、が当面の関心事項です。

※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。