【ロードTO】2022年度募集馬への出資検討⑧

ロードTOの2022年度募集。今回はエンジェリックレイの21、グラナダの21、ティアーモの21です。

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NO18.エンジェリックレイの21(牡)

基礎情報

総額3,800万円(一口76,000円)
2021年2月3日 生、栗東 長谷川浩大厩舎
父エピファネイア、母父ダイワメジャー
馬体重:484kg 体高:153.5cm 
胸囲:180cm  管囲:20.2cm

血統

母エンジェリックレイは未勝利。兄が5頭ロードで募集されており、勝ち上がりは4頭も1-2勝馬だけで活躍しているとは言い難い印象。みんな短距離馬に出ています。エピファネイアでサンデーサイレンスの3✕4を発生させているのは成功パターンですが、この父と母父の組み合わせは全く活躍馬がおらず。祖母レディバラードもダート馬でしたしその父はアンブライドルドですから、母父ダイワメジャーに父父シンボリクリスエスも合わせて、印象的にはマッチョで硬くて不器用なダート馬ができそう。

評価

かっこいい。写真では見栄えする馬体ですごくいい感じに見えますが、歩様動画では全体的に歩みが硬いかなという印象。血統から来る印象と実際の動きがマッチしてしまったので、ちょっとどうかな…。更にお値段それなりにしますし兄に活躍馬がいないということで見送り予定です。早めの生まれで馬体も大人な感じなので、2歳夏デビューで活躍できる気もしますので、それ狙いはありかもしれません。

NO19.グラナダの21(牡)

基礎情報

総額3,000万円(一口60,000円)
2021年3月15日 生、栗東 辻野泰之厩舎
父キズナ、母父ガリレオ
馬体重:413kg 体高:151cm 
胸囲:172cm  管囲:20.0cm

血統

母グラナダは未勝利。ずっとロードカナロアがつけられてきて、現3歳のロードカテドラルが2勝しましたがその他は未勝利。母はバランスの取れた血統だと思いますが、ロードカナロアでもスピード不足っぽい産駒が出ていたので、ガリレオが出すぎていたのか、キングマンボ全兄妹クロス3✕3が悪さをしたのか。今回は初めて別種牡馬に変わり、強いクロスもなくなったので試金石でしょうか。キズナとの配合はとてもバランスが取れていると思います。

評価

写真が先に出たときは注目していた人が多かった印象ですが、測尺が出て一気にトーンダウンしてましたね。キ甲が抜けていて胸前も充実しているのですごくよく見えるのですが、要は成長が早くて大人びた馬体だということなんだと思います。そういう意味では完成された馬体でもう大きくならないんじゃないかという不安がありますね。先程のエンジェリックレイの21と同じような評価になってしまいますが、2歳夏デビューで完成度の高さで勝負というのがあるかもしれません。私は見送り予定です。

NO20.ティアーモの21(牡)

基礎情報

総額3,000万円(一口60,000円)
2021年2月26日 生、美浦 高柳瑞樹厩舎
父キズナ、母父キングカメハメハ
馬体重:439kg 体高:152cm 
胸囲:172cm  管囲:20.3cm

血統

母ティアーモは3勝、オークス6着。近親に活躍馬がおらず活力はあまり高くない感じも、兄姉は3歳のロードラプソディが能力を秘めていそう。他、2勝馬1頭と未勝利。血統的に母父キングカメハメハ、母母父サンデーサイレンス、父キズナでサンデーサイレンス3✕3と、21世紀の日本血統を凝縮してみましたという配合になっています。日本競馬で成績を残している血脈を集めているわけだから日本競馬で活躍しやすいだろうという安直な理由で、私はこういう配合好きです。

評価

なんかいい意味でキズナ産駒っぽくないですね。どちらかというとスラッとした馬体で筋肉ムキムキ感も薄いので、キズナ牡馬としては理想的な馬体だと思います。まだ馬体が幼い感じで歩様もかなりばらつき気味ですが、成長してパンとしてくれば中距離ぐらいで活躍してくれそう。関東入厩なので千葉ケイアイファームでしっかり作れるか、入厩警報まで成長を見守る組にいいイメージです。

※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。