ロードTOの2022年度募集。今回はプリメラビスタの21、ブリュネットの21、オーシュペールの21です。
NO8.プリメラビスタの21(牡)
基礎情報
総額3,800万円(一口76,000円)
2021年3月8日 生、栗東 吉岡辰弥厩舎
父ロードカナロア、母父オルフェーブル
馬体重:438kg 体高:151cm
胸囲:174cm 管囲:20.3cm
血統
母プリメラビスタは中央未勝利ですが、何と言ってもビワハイジ産駒でブエナビスタを始めとした多数の重賞馬を兄姉に持つ超良血(超良血ばっかり言っている気がしますが、実際ケイアイファーム保有繁殖牝馬は良血ばかりだと思います)。が、実はそのブエナビスタ含めてビワハイジ産駒の繁殖成績はその良血ぶりから比較すると大したことはなく、複数勝利している馬がそこそこいますが、重賞馬は出ていないという事実があります。まあオープン馬が複数いるのでその言い方はどうなのと思われるかもしれませんが。良血過ぎて麻痺しちゃいますね。
プリメラビスタは父がオルフェーブルになっているので、ビワハイジと合わせて全体的にかなりスタミナよりの血統構成になっているイメージで、なんとなく走らなかった理由がわかる気がします。スピードのあるロードカナロアを配合するのは合理的な感じがしますね。
評価
なかなかいいんじゃないでしょうか。歩様において柔らかいのにあまりブレがないトモの運びに好感を持ちました。写真と歩様動画で馬体の印象が違う感じで、歩様動画のほうはなんかデブっていて見栄えがよくありませんので、絞れている状態を見てみたい気がします。歩様を何回も見ているとじわじわと良さが響いてくる感じで、超良血の一発があるかと思うと惹かれるものの、お値段がそれなりにするのでちょっと迷っちゃうな、そんな感じの存在です。
NO9.ブリュネットの21(牡)
基礎情報
総額2,800万円(一口56,000円)
2021年3月16日 生、美浦 稲垣幸雄厩舎
父ロードカナロア、母父ダイワメジャー
馬体重:478kg 体高:157cm
胸囲:178cm 管囲:21.0cm
血統
母ブリュネットは3勝で重賞入着等そこそこ走った馬。ただ兄姉は結構な数いるのに中央未勝利で近親もあまり走っていないので、シンプルにちょっとしんどいかなあという印象。あまりそれ以外に感想がない…(雑ですみません)。
評価
歩様を見ると前肢がかなりの外弧歩様。トモの送りもなんか硬いというかギクシャクしているかな。血統と合わせるとやはりちょっと強調材料がなさすぎて見送り対象です。どうしてもロードカナロア産駒で値段はそこそこしますし、28頭もいるのでちょっとここまで手が回らないです。
NO10.オーシュペールの21(牝)
基礎情報
総額3,200万円(一口64,000円)
2021年4月29日 生、栗東 四位洋文厩舎
父ロードカナロア、母父ダイワメジャー
馬体重:414kg 体高:152cm
胸囲:167cm 管囲:19.7cm
血統
母オーシュペールは3勝。兄にオープン馬のロードアクアやこの前2歳未勝利勝ちしたロードフォンスなどがおり、未勝利1戦だけで終わってしまった馬以外は皆勝ち上がりしている優等生血統。ダイワメジャーにフサイチペガサスということで、全体的にパワー系な感じですかね。ロードアクアは芝スプリンターですが馬場悪化時や洋芝コースでの良績が多いように思いますし、他の兄姉はダートでの実績が多いようです。全兄2頭からすれば短いところで走りそう。
評価
ここからカナロア軍団は牝馬ゾーンですね。遅生まれ気味とはいえちょっと骨格全体が寂しいかなーという印象。馬体に変な箇所や動きがあるわけではないので、この後サイズアップできるか次第という感じがします。少なくとも兄姉のようにダートで走るっていうイメージはわかないですね。変に母父ダイワメジャーが主張している部分はなくそこは良い点ですが、サイズアップできれば活躍できるし、そうでなければ非力でしんどいという感じになりそう。私は見送り予定ですが、じっくり入厩警報まで様子見して判断するのはありかもしれません。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。