【ロードTO】2022年度募集馬への出資検討②

ロードTOの募集が始まりました!今回はイトワズマジックの21とキープセイクの21です。

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NO1.イトワズマジックの21(牡)

基礎情報

総額6,600万円(一口132,000円)
2021年4月4日 生、栗東 友道康夫厩舎
父ロードカナロア、母父ウォーフロント
馬体重:482kg 体高:156cm
胸囲:182cm 管囲:21.3cm

血統

母イトワズマジック自身は未出走ですが、その全兄と全姉はそれぞれG1複数勝利しており、祖母ミスティーフォーミーもG1複数勝ちの2・3歳チャンピオンという活力に満ち溢れた豪華血統。ロードカナロアとの配合ではダンジグ、ストームキャット、ミスタープロスペクター等のスピードが存分に散りばめられつつ、ガリレオがスピード一辺倒ではないぞと存在感を放っている印象。

ロードカナロアによってストームキャット、ミスタープロスペクター、ノーザンダンサーと多数のクロスを発生させており、インブリード好きなケイアイファームがロードカナロアをつけるために奮発して購入したんだろうなあと考えさせられます。ロードTOとしては超良血の目玉募集馬としてドヤ顔するつもりだったのだと思いますが、同時期に募集するインゼルがG1馬の全姉ローリーポーリー産駒を募集馬に用意するというお茶目な展開が発生中。

評価

血統は上記の通りまさに完璧。その良血ぶりがそのまま現れた素晴らしく見栄えのする馬体で、違和感を覚えるパーツが一切ありません。サイズも500kgを超えてきそうな充実ぶりで、歩様にもケチを付けるところがなく、今回の28頭の中ではNO1を争う存在といって差し支えないかと思います。

ただ当たり前ながら価格も1番で、スピニングワイルドキャットの21で麻痺しがちですが、132,000円もロードTOとしてはなかなかすごいお値段です。私は基本出資するつもりで、抽選にならないかを心配していますが、プレミアム募集に踊らされてすでに大金を投入した中で更にこの馬に資金を投入できる層はそんなにいないのではないかな?と都合の良い期待をしています。果たしてどうなるでしょうか。

NO2.キープセイクの21(牡)

基礎情報

総額2,800万円(一口56,000円)
2021年2月12日 生、栗東 清水久詞厩舎
父ロードカナロア、母父シーザスターズ
馬体重:514kg 体高:158.5cm
胸囲:181cm 管囲:21.4cm

血統

3頭の兄姉はいずれもロードTO募集馬ですが中央勝利無し。母キープセイクはとにかくバカでかい産駒を産むためか、脚元の不安で引退やデビューできずという状態でなかなか厳しい状態。母系はドイツ血統ということもあり、パッと見で重いなあという印象。曾祖母まで遡ればソウルスターリングやスターズオンアースを出している母系とはいえ、だいぶ遠いのでそれが売りにもならないかな。あまり推せる要素がないというのが正直なところです。

評価

写真だけ見ると悪くはないかなという印象で、これから成長して筋肉がついてくればと思いましたが、歩様を見るとなんとも重たい印象を受けました。決して脚の出が重いというわけではなく、歩き自体が悪いわけではないのですが、本馬も母の産駒の傾向通りすでに514kgと特大なために、そのでかい胴体が重しになっているといえばいいのか、早く走るイメージがわかないと言えばいいのか。調教をしていくうちにガラッと変わる可能性もありそうですが、一方で血統からくるイメージ通りの動きとも言えてしまう。ワンチャン、ダートで活躍する可能性がありそうな印象も、他に魅力的な馬がいるのでここまで手が回らないというのが正直なところで、見送り予定です。

※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。