【ロードTO】先週末の出走結果(2024/6/22~23)

ロードTOのロードフロリゼルとスピナテイルが出走しました。

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ロードフロリゼル

クラブコメント

ロードフロリゼルは、6月22日(土)東京5R・2歳新馬・芝1800mに吉田豊騎手55kgで出走。13頭立て10番人気で2枠2番からスローペースの道中を12、11、12、12番手と進み、4コーナーでは最内を通って1秒0差の9着でした。スタートでダッシュ付かず1馬身の不利を受けました。馬場は稍重。タイム1分50秒7、上がり33秒8。馬体重は452kgでした。

稲垣調教師 「返し馬で課題の右に張る面を少し見せたものの、レースでは大きな問題が無し。身体をまだ使えない分だけスタートを出られなかったとは言え、レースの形としては悪くないです。ジョッキーは『直線でしっかり反応し、ゴール後も余力があった。軽い芝向きで、更に距離が延びても大丈夫』と話しています。素質を感じるのは確か。これから成長すれば、結果を残せるはずです」

感想

現地観戦しました。まず驚いたのはパドックの落ち着きぶり。全く動じずに淡々と周回していて、まるで古馬のような雰囲気でした。レースではスタートが「どっこいしょ」って感じの出になり最後方から。新馬戦らしいスローの展開で、追い切りタイムの様子からは正直厳しいかなと思ったのですが、直線に入ってからしばらくすると徐々に差してきて、着順こそあまり上がらなかったものの着差は結構縮めることができました。

稍重馬場で33秒台の脚を使っており、更には軽い芝向きとコメントされるとは、いい意味で想定と全く違う結果でした。レース前は、レクチャーで「ダート向き」と言われる未来を見ていましたから…。ゴール後もすぐに止まらず一番遠くまで走っており、これも調教師コメントを聞いて納得。着順は9着ですが、明るい未来が見えた新馬戦でした。

スピナテイル

クラブコメント

スピナテイルは、6月23日(日)京都1R・3歳未勝利・牝馬限定・ダート1400mに団野騎手55kgで出走。16頭立て12番人気で2枠3番からハイペースの道中を14、15、14番手と進み、4コーナーでは中央を通って1秒9差の10着でした。馬場は不良。タイム1分26秒8、上がり37秒9。馬体重は4kg増加の462kgでした。

田中調教師 「体力不足を踏まえてのレース選択。今日の馬場では1400mでも追走に苦労すると思い、何とか付いて行って欲しい・・・と伝えて送り込みました。ジョッキーは『スタートを五分に出ても、ニの脚が利かない感じ。周囲に気を取られてブレーキを掛けるなど、難しい面も覗かせた』とコメント。最後に伸びたとは言え、着差を考えると厳しい現状です」

感想

前走も今回もスタートしてしばらくは首が伸びたような走りで、フォームが安定するまでに離されてしまうのが厳しいですね。最後はいい脚を使ってくれているだけに、やはり短距離にこだわる姿勢がよくわかりません。そしてコメントが不穏で、なんか終わらせようとしていませんか(怒)。連続2桁着順なので次走9着以上ならスリーアウトで事実上終了となりますが、その前に強制終了されそうで不安です。2戦とも前半ついていけない一方で最後の脚はしっかりしているわけですから、普通は距離を伸ばすのだと思いますが…。

※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。