ロードTOのロードデルレイ、ロードフロンティア、ロードフォアエースが出走しました。京都競馬場に初参戦してきました。
ロードデルレイ
クラブコメント
ロードデルレイは、馬場入場後に馬体に故障を発症して6月1日(土)京都11R・鳴尾記念(GⅢ)・国際・芝2000mを競走除外となりました。
中内田調教師 「『返し馬からあまり良くなく、左手前の時にトモの歩様に違和感を覚えた』とのジョッキーの話。後ろが全然付いて来ず、右前脚もスムーズに出ない状態だった模様です。ひょっとすると地下馬道でバタバタしていた際に脚を滑らせ、ミスステップを起こしたのかも。トレセンへ戻ってしっかり確認を行います」
感想
京都競馬場参戦のメインイベントだったのに大変残念でした。正直、パドックの時からちょっと違和感があって、前の馬に置いていかれがちだったんですよね。なので返し馬はよく見ていなかったんですが、放送が流れ始めた時にはロードデルレイじゃないかなと思ったんです。元々トモが不調だったので、地下場道で競馬に行くのが嫌で暴れて、そこで更に悪化した、なのではと勝手に思っています。馬体検査になってからも下馬していないですし、恐らく深刻な状況では無いと思うので、ダービー馬と同じように次走で華麗に復活してもらいましょう。
ロードフロンティア
クラブコメント
ロードフロンティアは、6月1日(土)京都12R・3歳上2勝クラス・混合・ダート1200mに田口騎手54kgで出走。14頭立て2番人気で8枠13番からハイペースの道中を7、3、3番手と進み、4コーナーでは外を通って1秒2差の10着でした。馬場は稍重。タイム1分12秒7、上がり38秒0。馬体重は2kg減少の452kgでした。
松下調教師 「一歩目を上手く出られず、スピード比べで周りに見劣りました。ジョッキーは『スタートを上手く出してあげられなかった。仮にスムーズでも、このクラスでハナへ立つのは苦労しそう。キックバックに慣れさせるべきかもしれない』とコメント。その点も踏まえつつ、新たな目標を立てましょう」
感想
田口騎手になってから毎回出遅れ気味。そこからガシガシ追って先団に取り付くなんて走りでは、2勝クラスになれば通用しないでしょう…。元々一歩目の出が早いのがこの馬の長所だったはずで、川須騎手では33.1秒のラップを刻んだぐらいなので、上のクラスだからどうこうではなく、スタートの合わない騎手の問題な気がしています。気性が改善しているようなので、逃げにこだわるよりは普通に前目程度で競馬をしていくのは賛成ですが、騎手変更をお願いしたいところです。
ロードフォアエース
クラブコメント
ロードフォアエースは、6月2日(日)京都9R・祇園特別・混合・芝1200mに岩田望来騎手55kgで出走。14頭立て1番人気で7枠12番からハイペースの道中を3、3番手と進み、4コーナーでは内を通って0秒1差で優勝。3勝目を飾りました。馬場は良。タイム1分07秒6、上がり34秒0。馬体重は6kg減少の526kgでした。
友道調教師 「ゲートだけは心配でしたが、想像以上に出てくれた感じ。そして、序盤の3頭の横並びから引いたジョッキーの判断が功を奏しました。本人は『無理をせずにハナを譲った。ラストに詰め寄られた部分は許容範囲内。上のクラスでも楽しみを持てる』と回顧。新たな条件に上手く対応できた為、幅広く今後のプランを考えたいです」
感想
前日が1番人気→除外、2番人気→10着と散々だったので、3度目の正直でなんとかお願いしますという感じでしたが、見事1番人気に答えて完勝でした!速いペースに付き合わず離れた3番手で進めた岩田望来騎手はファインプレーでしたね。正直、ミルテンベルクはかなり強いと思っていたので、最後詰め寄られたのはやむなしと思いますし、他は大きく離していますから次走以降も楽しみです。
この馬とは初めて口取りさせていただき、友道調教師からも「おめでとうございます」とお声がけいただきました。「幅広く今後のプラン」ということですが、別に芝で走れたからってダートを避ける必要はありませんし、今後も二刀流で進めるのがいいんじゃないかと思います。丈夫な馬なので中3週で函館芝1200mを使って、その後北海道スプリントカップに進むなんてどうでしょうか。ライバル少なそうですし熱いんじゃないですかね、エートラックスが出てくるかもしれませんが…。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。