【ロードTO】2023年度募集馬への出資検討⑥

ロードTOの募集が始まりました!今回はウィンディスペルの22、オールフォーラヴの22、キャトルフィーユの22です。

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NO14.ウィンディスペルの22(牡)

基礎情報

総額3,800万円(一口76,000円)
2022年2月10日 生、栗東 安田翔伍厩舎
父エピファネイア、母父ディープインパクト
馬体重:440kg 体高:153.0cm
胸囲:175cm 管囲:19.5cm

血統

母ウィンディスペルは未勝利馬ですが、かつてはサンデーTCにて175万円(総額7,000万円)で募集された血統馬。祖母のプラウドスペルが米牝馬クラシックを2勝しており、その産駒もオープン馬が複数出ていることによるものです(ディープインパクト産駒というのも大きいですが)。これをケイアイファームが繁殖セールで購入し、本馬はその初仔となります。母系としてはディープインパクト × ゴーンウエスト系 × ダンジグ系でスピードに文句なしですが、前述の祖母プラウドスペル産駒達はダート馬が多く、ダートは走らない父エピファネイアでどうなるでしょうか。

評価

昨年のプリメラビスタは結構注目を浴びていましたが、同じようにノーザンファームからやってきた本馬の母は全く注目されておらず、そこそこ高額な部類ということもあり全く人気が無いようです。ただ血統には筋が通っていますし、ケイアイファームがロードカナロアをつけられる血統なのにあえてエピファネイアをつけてきたこと、実はお安めの母だったのにエピファネイア産駒とはいえ高額な値付けをしてきていることなどから、自信の1頭なのでは…と深読みしてしまいます。実際、馬体は非常にバランスが取れていますし、歩様は前進気勢が素晴らしくうまく首を使えていて、全体的にかなりよく見えます。繋部分が外向しているのがちょっと怖い感じですが…。

NO15.オールフォーラヴの22(牝)

基礎情報

総額3,800万円(一口76,000円)
2022年3月8日 生、栗東 中内田充正厩舎
父エピファネイア、母父ディープインパクト
馬体重:477kg 体高:154.0cm
胸囲:179cm 管囲:20.4cm

血統

大人気ワンフォーローズ系牝馬その1ですね。母オールフォーラヴはリステッド勝ちのある実績馬で、ディープインパクト×キングカメハメハということで種牡馬選択の余地が少なく、本馬は父エピファネイアで生まれた初仔。母系の活力は証明済みですし、エピファネイアはディープインパクトもキングカメハメハも相性良く、わかりやすい血統です。

評価

ワンフォーローズ系牝馬たちの中では良く見えます。初仔牝馬にも関わらず500kg近くになりそうな馬体で、距離に柔軟性のありそうな作り・歩様ですし、前後から見た歩様にも全然ブレがありません。中内田厩舎ということで人気もありそうですが、どうも同じワンフォーローズ系・中内田厩舎であるエンジェルフェイスの人気がもっとすごそうなので、本馬がどのくらいの指名を集めるか予想するのは意外と難しそうです。現時点では数少ない母優先が使える馬でもありますしね。

NO16.キャトルフィーユの22(牝)

基礎情報

総額4,500万円(一口90,000円)
2022年5月15日 生、栗東 杉山晴紀厩舎
父エピファネイア、母父ディープインパクト
馬体重:466kg 体高:156.0cm
胸囲:181cm 管囲:20.1cm

血統

オールフォーラヴとの違いはキンカメが入っているかですね。細かい話は昨年記事を参照。兄姉は複数勝利を収めている馬が多いですが、突き抜けた馬もいない感じ。ただ兄姉たちは父キンカメ系ですが本馬は父エピファネイアなので、これまでとは違う傾向になるかもしれません。

評価

遅生まれ牝馬の割には立派な馬体。前後から見た歩様がフラフラしているのは遅生まれもあり気にならないのですが、父が大きく変わりこれまでの兄姉と見た目が違うので、これがどう出るかよくわからないです。胸囲が181cmもあって首が短く見えるので、どういうステージで活躍するんだろうと、お高い馬だけにちょっと気になります。昨年のメルトユアハートより若干お安くなったのはこのあたりが理由でしょうか?

※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。