ロードTOの2024年度募集馬がようやく発表されました!
全部で33頭、内、牡馬が21頭の牝馬12頭。去年から牡馬が1頭少ないですがほぼ同じ規模での募集となりました。母馬や配合を元に募集されるか期待・予想されていた方が多いようですが、自分はあんまり事前には見ずに募集が出てから考えようと思っていたので、特段この馬がいる・いないという感想はありません。まあ、シャムロックローズはやっぱり出ないよね、ぐらいですかね。
ところが皆さん想定外だっただろうと思うのは、ダノンプレミアム・ダノンスマッシュ祭りだと思っていたのに、全然これらの産駒がいないことでしょう。特にダノンスマッシュは、サマーセールでケイアイファームが落札したので「まだ増やすのかい」と突っ込まれていたのに、まさかのその1頭のみの募集となりました。ダノンプレミアムについても17頭も生まれたのに、そこから3頭だけの募集となり、ちょっと予想外すぎる展開です。私としては、この2頭は成功する可能性が高いと考えていて、且つお安いだろうと思っていたので、この少なさは結構残念です。今回「過半数のダノンプレミアム・ダノンスマッシュ軍団の中から当たりを見つけるゲーム」だと予想していたので、完全に肩透かしとなりました。
なんでこんな事になったのかの推測ですが、まずクラブ側が「会員はこの2頭の産駒を特に望んでいない」と考えているのではないかと。そもそもクラブに回されずにダノックスに行った馬で、当時の会員からは不満に思われていたようですからね。だからダノンプレミアムについては成功させるためにたくさん生産(17頭)はしたけど、あんまりクラブには回すべきではないと考えて、選抜した牡馬3頭だけにしたのではないでしょうか。という勝手な推測に基づくと、この3頭はとても出来がいいのかもしれません。ダノンスマッシュの方はケイアイファーム産が牡馬1の牝馬6で、唯一の牡馬であるデルフィーノの23は何らかの事情で募集に耐えられないorダノックス行きですかね。クラブ産の繁殖なのでダノンにはいかない気がしますが(しらんけど…)。そして残りの牝馬は単純にその他の牝馬と比較した時に、選ばれなかっただけではないかなと。すべて推測でしかないので、この2頭の産駒の募集頭数が少ない理由はツアーで聞いてみたい気もしますが、まあ来年以降もたくさん産駒がいますから、ニーズが有るとわかったら来年はいっぱい募集に出てくるでしょう(私以外にニーズあるのかわかりませんがね…)。
他に目を移すと、やっぱり人気が集中しそうなのはエンジェルフェイスの23とオールフォーラヴの23、この2強でしょうね。牡馬な上にコントレイルとエピファネイアですから、馬の出来がどうこうじゃなく血統だけで確実に抽選でしょう。他は血統だけ見ると、牝馬のロードカナロア軍団がかなり豪華で人気を集めそうです。それ以外にも持込馬がいたり、初募集の繁殖牝馬が多くいたりと、ダノン云々は結局どうでも良くなるぐらい、面白いラインナップだと思います。来週のツアーが楽しみになってきましたね~。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。