ロードTOの募集が始まりました!今回はワンダーガドットの22、ゼストの22、フライングティパットの22です。
NO11.ワンダーガドットの22(牝)
基礎情報
総額5,000万円(一口100,000円)
2022年3月6日 生、栗東 友道康夫厩舎
父ロードカナロア、母父Medaglia d’Oro
馬体重:483kg 体高:154.0cm
胸囲:179cm 管囲:20.4cm
血統
母ワンダーガドットはカナダの牡馬クラシック2冠を制し、米ダートGⅠでも連対・入着のある活躍馬。血統的には米国馬であるものの、ストームキャットを持っていない一方でサドラーズウェルズを持っており、他にもロードカナロアと相性がいいゴーンウエストとかシアトルスルーを持っている完璧な血統構成。まさにロードカナロア向け牝馬として満を持しての登場という感じ。母系全体でもなかなか活性が高いようで、ケイアイファームの基幹牝馬になっていくかもしれません。本馬は2番仔ですが、牝馬の初仔はどうなっているのかよく分からず。不出走で繁殖入りするのかな?
評価
今年度牝馬の最高額。こちらもワンフォーローズ系牝馬人気の影で全然話題になっていませんが、ちょっと皆さん血統評価が偏っちゃいませんか…?。まあ実績がない初物で、しかも高額牝馬だとなかなか手が出しにくいのはわかりますけどね。申し分のない馬格で、馬体は全体的なバランスがいい上に成長が早いように見えます。前後から見た歩様もブレがほとんど無くしっかりしている印象で、横から見た時にもう少しトモをしっかり使える歩きだとよりベターな気はしますが、全体的にはかなり好印象です。
NO12.ゼストの22(牝)
基礎情報
総額2,500万円(一口50,000円)
2022年2月18日 生、栗東 吉岡辰弥厩舎
父City of Light、母父Tapit
馬体重:464kg 体高:155.0cm
胸囲:176cm 管囲:19.3cm
血統
母ゼストは特段活躍しておらず、祖母はBCレディーズクラシック勝ち。でも祖母の産駒(ゼストの兄弟)に活躍馬がおらず、ちょっと活力はどうなんだろうという感じ。父City of Lightは今年産駒がデビューしたばかりでまだよくわからないですが、早速BCジュベナイル勝馬を出しています。まあなんというか持込馬なので、父も母もシンプルにゴリゴリの米国馬血統で、多分ダートで走るんじゃね?ぐらいしかわかりません…。
評価
血統の字面通り、首が短くパワー系で繋が立ち気味という、多分ダート短めで走る馬、でしょうね。ゼストもその兄弟もあんまり走っていないという点で、他の牝馬たちと比べると血統的魅力が2枚は落ちるかなあという印象。歩様は前肢がかなりフラフラしており、早生まれのダート馬ならもっとカッチリしていてほしいなあとも思います。
NO13.フライングティパットの22(牝)
基礎情報
総額3,000万円(一口60,000円)
2022年3月16日 生、栗東 長谷川浩大厩舎
父Authentic、母父Tapit
馬体重:444kg 体高:151.0cm
胸囲:177cm 管囲:20.0cm
血統
半兄の外国産馬ロードスカイラインは無念の腰フラでデビュー前引退。当馬は父がAuthenticに変わった持込馬ですが、Authentic産駒は未デビューなのでまだよくわかりません。ただInto Mischief × Mr. Greeleyならスピード不足ということは無いでしょう。母は全姉がタピッツフライ、その産駒がグランアレグリアということで間違いなく良血で日本に合いますし、適性がどう出るかは別として、血統的には問題ないでしょう。
評価
しつこく繰り返している通り、すごい良血で価格もお安いのに全然興味を持たれておらず、人気が無さそうです。馬体はなんか筋肉ムキムキ感に乏しくあんまり米国血統っぽくないですね。それが悪いということではないんですが、血統イメージと馬体が異なるとちょっと戸惑います。歩様にも重苦しさがないので、芝でやれる馬なのかも。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。