【社台TC】先週末の出走結果(2024/3/9~10)

社台TCのバニーホップが出走しました。

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バニーホップ

クラブコメント

3月9日(土)阪神5R・芝1600m戦に池添騎手55kgで出走、馬体重は410kg(+4)でした。

レースではスタートで1馬身ほど立ち遅れると、やや掛かり気味に外からポジションを上げていきました。道中は逃げ馬の直後2番手で池添騎手になだめられながら運び、3コーナー手前付近でようやくリズムが整った様子でした。その後3~4コーナーをジッと構えて直線に入ると、逃げ馬を捕らえようと追い出されました。しかし、反応はしているものの、前半の消耗が影響したのか伸びはひと息でした。ゴールまで懸命に走りましたが、後ろから上がってきた他馬たちの勢いも良く、交わされてしまうと、最後は勝ち馬から1.3秒差の10着で入線しています。

レース後、池添騎手は「道中はなんとか抑えようとしたのですが、ペースも遅くあのような形になってしまい、申し訳ありませんでした。もう少しペースが流れる短距離戦の方が、競馬はしやすいように思います」とコメントしており、辻野調教師は「当初予定していた中京・1400m戦を使うことができず、再度のマイル戦でしたが、前向きな気持ちと体がうまく噛み合わず厳しい競馬になってしまった印象です。本馬の経験のためにも、マイル戦のきょうは前に壁を作って、スローな流れにも対応させたいと考えていました。しかし、事前に思い描いていた形に持っていけず、申し訳ありません。この後については、レース後の状態を確認しつつ、距離のことも含めて再検討します」と話していました。

感想

いや~臨戦過程からレースまでストレスしかない展開でした。距離が長いという話だったのに除外を避けるためにまたマイル参戦。これは来週も芝1400mが組まれていないことからある程度やむをえなかったのですが、だったら辻野調教師が言っているようなレースをきちんとしてもらいたかった…。

外目の枠で出負け気味から押していったために一気に2番手まで上がってしまい、慌てて強引に抑え込もうとするも、完全にメイケイエール状態で顔は天を向くレベル。直線で残り250mぐらいまではなんとか食らいついていましたが、当たり前ながら最後は完全にバテてしまいました。スタート直後にすぐ内に入れてしまえばよかったのに、調教師と騎手で意思疎通できていなかったのでしょうか。

相変わらず直線では他馬とぜんぜんピッチの違う大きなストライドで、きちんと短距離戦で直線の伸びを見てみたいのですが、これでまた2ヶ月待ちかもしれません。

※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。