社台TCのアークシャルダームが出走しました。
アークシャルダーム
クラブコメント
7月6日(日)函館4R・芝1200m戦に丹内騎手55kgで出走、馬体重は464kg(-2)でした。
レースでは、ゲートはほぼ五分に出ていましたが、やや内にモタれるように出たこともあって、一旦立て直してから促がしていきました。その後はスピードに乗って先行勢に取り付くと、3番手の横一線でコーナーに入っていきました。しかし、3コーナーでやや行きっぷりが怪しくなると、鞍上のムチを入れながら4コーナーでは早めに追い出していきました。直線は最内から巻き返しをはかりましたが反応することができず、最後は外から差し切った勝ち馬と1.6秒差の14着に敗れています。
レース後、丹内騎手は「前半は行き脚がついたものの、内にモタれるような面がありました。道中も前走のような、ガツンとくるようなところがなくて、最後は手応えも残っていませんでした。この緩い馬場が影響したのでしょうか。すみませんでした」と頭を下げてコメントしていました。
また友道調教師は「スッと出れなかったことから、少し急かす形となって前半気持ちが入ってしまったのかもしれません。この緩い馬場もはじめてで気にした様子です。さいわい上がり運動では歩様の異常はありませんでしたが、来週中に一旦社台Fへ放牧に出して、札幌戦に備えたいと思います」と話していました。
感想
うーん、ゲート内でソワソワしていたので嫌な予感はしていたのですが、少し出負けした感じ。内枠ということもあり、そのまま後方に押し込められるとまずいので、そこから出していく形になりました。ちょっと強引ながらも、上がっていく勢いが良かったのでそのまま押し切れるかもと思ったのですが、3コーナー辺りから下がりだして、早くもムチが入る形になり終了。
むしろ直線の下がり方や、丹内騎手の不審な脚元確認の仕草などから、故障なんじゃないかとハラハラしましたが、それはなかったようで一安心しました。この馬に限らず、ブリックスアンドモルタル産駒は何か気に入らないことがあるとレース放棄するところがありますね…。ここでの着外は痛いですが、まだ2戦、掲示板確保なら頑張れば3戦はできると思うので、なんとか立て直してほしいです。
※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。