ロードTOのロードオールライト、ロードデルレイ、ロードクロンヌ、ロードトルネードが出走しました。
初中京競馬場
中京競馬場には行ったことがなかったので、重賞出走ということで初訪問してみました。車で行ったのですが、ぴったり3時間、ひたすら高速で真っすぐ走っているだけなのでとても楽でした。肝心の競馬場は…私はゴール前のスマートシートだったのですが、すぐ裏手にパドックがあって、レースとパドックを交互に見るのが楽で良い造りだと思いました。あと妙にお食事がリーズナブルで、特別美味いわけでもないのですが、ワンコインでお釣りが来るのは凄いと思いました。ただ、なんで2つあるスタンドの片方がゴール後に設置されているんですかね?あんなところの指定席に座っていても何も見えないと思うのですが…。
ロードオールライト
クラブコメント
ロードオールライトは、12月7日(土)中京7R・3歳上1勝クラス・芝2200mにH.ドイル騎手56kgで出走。18頭立て10番人気で1枠1番から平均ペースの道中を13、13、13、12番手と進み、4コーナーでは中央を通って1秒4差の12着でした。馬場は良。タイム2分13秒2、上がり36秒2。馬体重は12kg減少の516kgでした。
猿橋調教助手 「ジョッキーは『内で揉まれて他馬を気に掛けた他、2200mに短縮された部分も影響して後ろの位置に。感触の良かった前回とのギャップが大きく、次は距離を延ばしてブリンカー等を考えた方が良い』と振り返りました。中内田調教師は香港へ臨場。道具の必要性を含め、週明けに対応を話し合います」
感想
馬体は絞れて素晴らしい状態でした。レースではスタートうまく出たのに、外の馬を気にして顔が変な方に向いちゃって、結局後方からになってしまいました。直線でも同じように顔が前を向いておらず、全然伸びないままゴールイン。ちょっと残念な結果でしたが、どちらかというと精神面に問題があるように見えました。調教タイムは素晴らしいですし、馬体もこんなクラスにいる馬ではないので、ブリンカーというのはありかも。加えて当面はダート長距離へ転進でもいいかもしれません。
ロードデルレイ
クラブコメント
ロードデルレイは、12月7日(土)中京11R・中日新聞杯(GⅢ)・国際・芝2000mに西村淳也騎手57.5kgで出走。18頭立て1番人気で5枠10番から平均ペースの道中を9、11、7、7番手と進み、4コーナーでは外を通って0秒4差の2着でした。馬場は良。タイム1分58秒8、上がり35秒1。馬体重は増減無しの486kgでした。
猿橋調教助手 「前回と同じ相手に再び逃げ切られただけに、向こうが強いのは確かです。それでも、ジョッキーが『今日は特に硬さが感じられず、気負いも許容範囲内。勝てなかったのは残念だが、やはりポテンシャルは高い』と話していた点は明るい材料。まずはレース後の様子をしっかり確認します」
感想
状態は良さそうでした。今回はデシエルトの単騎逃げはなく、前が競り合うと思っていたのですが、何故か他馬があっさり譲ってしまいデシエルトの単騎逃げに。嫌な予感がしましたがそれが的中し、アンドロメダSと同じような感じで逃げ切られてしまいました。ロードデルレイ自身はなんとか2着まで差してきて賞金を稼ぐことができ、最低限の仕事をしてくれましたが、まだ本調子ではないのかなという末脚でした。ただ、過去のレースを振り返ると、パンパンの良馬場で他馬も33秒台の上がり3ハロンを計測するようなレースで素晴らしい脚を使ってきた馬で、ここ2戦は35秒台の馬場状態であり、これが向かなかったのかなとも思います。今後は…一旦お休みして立て直し、金鯱賞から大阪杯を目指す感じですかね。賞金が微妙なこともあり、状態が悪くないなら来年は2200mの日経新春杯とかに出てもいいと思いますが…。
ロードクロンヌ
クラブコメント
ロードクロンヌは、12月7日(土)京都10R・花見小路特別・混合・ダート1900mに藤岡佑介騎手55kgで出走。14頭立て2番人気で4枠5番からハイペースの道中を2、2、2、2番手と進み、4コーナーでは内を通って1秒4差で優勝。3勝目を飾りました。馬場は良。タイム1分58秒8、上がり37秒7。馬体重は2kg増加の484kgでした。
四位調教師 「私自身は中京へ臨場。距離が延びる点が少し心配だったものの、全くの杞憂と言える強い競馬でした。ジョッキーは『とても良い内容。初めての1900mにもしっかり対応できた』と話していた模様。夏の連勝後に休養を挟ませてもらい、成長を遂げた姿を見せられたのは何よりです」
感想
ロードデルレイのパドックで写真を撮っていたので、GCを音声モードで聞いていたのですが、すごい競馬をしていることだけが伝わってきました。改めて落ち着いてからレースを見ましたが、とんでもなく強い競馬をしていますね…。レース序盤に激しいハナ争いをしたので、ラップタイムがダートなのに10.6-11.0というすごい速さで、そんな中で直線に入る辺りで持ったまま先頭に立ち、ムチを使わずに8馬身ぶっちぎり。タイムはそこまで早くないですが、最後は完全に流していたので本気で追ったらぜんぜん違うタイムになったでしょう。少なくとも3勝クラスは余裕で通過できそうで、今後が楽しみです。
ロードトルネード
クラブコメント
ロードトルネードは、12月8日(日)中京2R・2歳未勝利・混合・ダート1800mに長岡騎手56kgで出走。16頭立て3番人気で2枠4番からハイペースの道中を6、5、4、5番手と進み、4コーナーでは最内を通ってタイム差無しの2着でした。馬場は良。タイム1分55秒9、上がり39秒7。馬体重は4kg減少の472kgでした。
辻野調教師 「ジョッキーは『事前の情報通りに向正面で少し喉が鳴り、手応えが怪しい感じに。それでロスを避ける為にインを突くと、もう一踏ん張りして脚を使えた』とコメント。また、『今はキツいと止めそうな雰囲気を見せるものの、身体が成長すれば変わりそう』とも付け加えていました。舌縛りの効果も幾らか得られた印象。基本的には一息を入れようと思います」
感想
いい競馬をしてくれて、すごく惜しかったです。稀に見る弱メンツなのでここで勝っておきたかった。正直タイムはかなり遅く、この2着だけでは強気になれないのですが、休みを挟んで成長によりDDSPが治まってくれればと思いますし、段々と競馬内容が良くなっているのでどこかでチャンスが訪れると思います。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。