今回はフェリスの23、シグナライズの23、ボーディシッタの23です。
NO7.フェリスの23(牝)
基礎情報
総額4,800万円(一口96,000円)
2023年2月21日 生、美浦 上原佑紀厩舎
父ロードカナロア、母父ジャングルポケット
馬体重:449kg 体高:157cm
胸囲:154cm 管囲:19.4cm
評価
ロードマイライフの全妹。兄姉たちと比べると若干小柄ですが、その分馬体バランスは整っていますね。ロードマイライフと馬体写真はかなり似ていますが、トモの発達は少し控えめ。まあこれはロードマイライフのトモがデカすぎただけで、牝馬としては十分であり問題ないでしょう。歩様も整っていて気になるところはありません。良血で悪いところがないのに人気しなかったのは美浦投入だからだと思いますが、上原佑紀厩舎というチョイスは美浦陣営強化に向けたロードTOさんの作戦だと思っていて、私は迷い無く出資しました。
NO8.シグナライズの23(牝)
基礎情報
総額2,800万円(一口56,000円)
2023年2月27日 生、美浦 奥村武厩舎
父ロードカナロア、母父Frankel
馬体重:510kg 体高:158.0cm
胸囲:180cm 管囲:20.2cm
評価
今回募集から複数頭が出始めたワイルドココ系です。ワイルドココ自体は過去の募集記事でも書いた通り欧州スタミナお化けみたいな血統ですが、そこにFrankelからのロードカナロアということでかなりバランスがとれました。カタログにもあるとおり、ロードカナロアとSadler’s Wellsやディンヒルの相性は抜群で、完璧な血統表が出来上がっています。馬自体は初仔牝馬にも関わらずバカでかい系で、レキシールーの23と違って馴致が始まっても馬体を減らしていませんが、馬体写真や歩様動画からは特に重苦しさのようなものは感じず、とてもバランスの良い馬に見えます。奥村武厩舎も美浦陣営強化作戦ですかね?
NO9.ボーディシッタの23(牡)
基礎情報
総額4,200万円(一口84,000円)
2023年5月13日 生、栗東 友道康夫厩舎
父Essential Quality、母父Showcasing
馬体重:478kg 体高:154.0cm
胸囲:177cm 管囲:20.0cm
評価
謎馬です。父はBCジュベナイルやベルモントSを勝利した名馬ですが、本馬が初年度産駒であり種牡馬としての能力は未知数。母父もあまり日本に馴染みのない馬で、ちらほら欧州の短距離G1馬を出していますが、大した種牡馬ではない印象(種付け料は結構高いですが)。あんまり母系の活性は高くないところから出た重賞馬の母に、新種牡馬をつけて生まれた本馬なので、なんとも判断つきません。カタログの右下欄チャートも投げやりに全部真ん中なのがちょっとツボです。米国からの持ち込み馬なので筋肉ムキムキの分厚い馬体かと思いきや、そんな感じではなくツアーでは???となった記憶があります。しかし改めて馬体写真を見ると、他の募集馬と比べれば1頭だけ明らかに異質で、ギュッと詰まった筋肉が備わっており非常に魅力的。この筋肉が固くならなければいい走りができるのではという読みで出資に踏み切りました。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。