ロードTO2歳出資馬の更新がありました。イトワズマジックの22、スピニングワイルドキャットの22、メヌエットの22、ワンダーガドットの22、ウィンディスペルの22、パノラマウェイの22、ブリュネットの22、ヴィーヴルの22、エンジェリックレイの22、レディシアトルの22です。
はじめに
怪我するような馬はいませんが、少し遅れる馬が出始めましたかね。でも社台TCと見比べると進め方が違っていて、基本疲れが出ない限りはみんな同じペースで調教強度があがっていきます。社台TCは何もなくてもずっと18秒ペースで基礎体力つけていたりするので、こういった違いはおもしろいなあと思います。そしてプリメラビスタの22が売り切れました。後の馬はまだ余裕あるので入厩警報出るまで動き無いかな?
イトワズマジックの22
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イトワズマジック’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「少し前にハロン16秒ペースも取り入れるように。500kg超を誇る馬体からパワフルなフットワークを繰り出し、悠々と勾配を駆け登っています。ペースアップを図っても、今のところは特別な反動が無し。本数を積むと共に成長を促しましょう」
感想
何も言うことなしという感じです。坂路調教はまだ軽すぎていいも悪いもないけれど、真面目にちゃんとまっすぐ走れているので現時点では十分でしょう。
スピニングワイルドキャットの22
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スピニングワイルドキャット’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「ジワジワとペースアップを図り、速い場合にハロン16秒レベルを交えるように。更に上の段階を見据えつつ、この調子で丹念に乗り込んで行きましょう。稽古を重ねて幾らか引き締まったのは確か。飼い葉を綺麗に平らげるなど、健康そのものです」
感想
こちらは坂路動画がいいですねえ。頭が低く、首をうまく使った推進力のある走りが素晴らしい。全兄・全姉たちはまあまあ早い時期にデビューしていたので、この馬も続けるかな。それにしても半分も売れてなさそうで、人気なさすぎです。
メヌエットの22
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メヌエット’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「力強さに満ち溢れた走りがセールスポイント。15-15へのステップアップを見据えつつ、無難にトレーニングに励んでいます。この血統らしい自己主張の強さやピリピリ感が窺えるものの、現状は許容範囲と言えそう。更に鍛錬を重ねるのみです」
感想
馬体写真がぜんぜん似てないとは思っていましたけど、なんかスピナテイルとは全然違う感じですね。元々首が短いんで、坂路動画はだいぶ頭が高いように見えます。ちょっと不格好ですがペースが上がると変わってくるかな。
ワンダーガドットの22
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ワンダーガドット’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン18~20秒ペース)。
当地スタッフ 「その後はコンディションが安定。低酸素トレッドミルでの調教をメインに据え、コンパクトなポリトラックで軽目に乗るメニューを続けていました。少し前に登坂を再開する流れ。徐々にピッチを上げており、現在は通常メニューをこなす形です」
感想
体調は戻りましたけど流石にペースは他の馬より少し控えめ。まあ馬体の完成度が高い馬なので、すぐに追いつくでしょう。坂路動画は未更新ですが、少し遅れて公開された最初の動画が迫力あり抜群です。
ウィンディスペルの22
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ウィンディスペル’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「ダイナミックなフットワーク・・・と称して差し障りの無い走り。現状の動きの良さが話題に上がっており、スタッフ間の評価が高い1頭です。初仔で未知数な部分がありますが、なかなか面白そうな存在。このまま15-15を取り入れたいところです」
感想
なんか褒めようとして躊躇したみたいな変なコメントになってますが、かなり持ち上げてくれています。全然売れてなさそうなので販促コメントかもしれませんが、坂路動画はロードカナロア軍団とはちょっと違う大きなフットワークで、中長距離砲として期待が高まります。仕上がりはやっぱり早そう。
パノラマウェイの22
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パノラマウェイ’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「元々は小柄な感じだったものの、考えていた通りに大きくなってくれたのは何より。更に変わる余地を多分に残しています。トレーニングに目を向けると、段々と力強さが備わり始めた感じ。色々な併せ馬のパターンをこなしながら鍛えたいです」
感想
なんか坂路動画は足さばきがバラバラで正直良く見えません。ペースが遅い故に遊んでいる感じなのか、フォームが定まっていないのか、後者だとちょっと時間がかかるかもしれません。
ブリュネットの22
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ブリュネット’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「500kg前後で馬体重は推移。ハロン16秒程度の内容もスムーズにこなしているだけに、この先はもうワンランク上のメニューを視野に入れて行きます。半兄ロードブレイズは3歳1勝クラスでも善戦。本馬も早目に勝ち上がってくれるはずです」
感想
デカい馬ですが坂路動画ではフットワークが軽く、印象とはだいぶ変わってきました。ダート短距離馬との評価は誤りで、前回更新でマイル以上という話があったように、中距離芝で活躍してくれる嬉しい誤算になるのかも。確かに募集時動画を見返すとやっぱり大きな動きで柔らかいんですよね。
ヴィーヴルの22
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ヴィーヴル’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「この血統の大事なポイントは気性ですが、調教の負荷を上げても今のところは大丈夫。乗り手の指示に従ってスムーズにトレーニングを行っています。背中の感触からも高いレベルでの活躍を期待したくなる1頭。当面は土台作りに励みましょう」
感想
なんか坂路動画では余裕がありすぎて遊びながら走っている感じですね。もうちょっと真剣に走っている動画を見たいかも。売り切れているので、お褒めの言葉は販促ではなく本音と捉えて楽しみにしています。
エンジェリックレイの22
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エンジェリックレイ’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「1月中旬を迎えても疲労が蓄積した印象が無し。この馬らしいエネルギッシュな姿で馬場へ通っています。ハロン16秒台を取り入れてからも、走りに関する課題が浮かばないまま。警戒心の強い一面を持つだけに、その点には注意を払いたいです」
感想
警戒心が強いというのは悪く言うとビビリな感じ?ビビリ馬には苦労させられているので勘弁願いたいのですが…。坂路の走りはいい感じだと思います。
レディシアトルの22
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レディシアトル’22は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000~1600m(1ハロン25~27秒ペース)もしくはトレッドミル・ダク500m→キャンター2500mもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1~2本(1ハロン16~20秒ペース)。
当地スタッフ 「順当にペースアップ。ハロン16秒レベルも無難にこなし、現在は15-15を意識しながら毎日のトレーニングに励んでいます。依然として気性面も穏やかで、操縦性に優れた部分は長所に挙がる点。今のところはコレと言った減点材料が浮かびません」
感想
意外と言ってはなんですが、坂路動画はいい走りをしているなと思いました。3カット目なんかが見やすいですが、迫力のある走りを披露してくれています。15-15を意識しながらということで、募集当初に思っていた「時間がかかりそう」という予想は外れなのかな。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。