社台TCのアークシャルダームが出走しました。
アークシャルダーム
クラブコメント
11月5日(水)船橋5R・C2(二)(三)(四)組・距離1200m戦へ51kg山本大翔騎手で出走しました。
馬体重はプラス2kgの470kg、馬体の張り艶は良化途上も、適度な気合いでパドックを周回し、まずまずの気配でした。単勝は1.9倍の1番人気。レースでは好スタートから押していき、先手を取りました。道中は折り合いをつけながらの逃げで、楽な手応えのまま4コーナーを廻りました。直線残り300m過ぎから追い出しを開始すると、しっかりと伸びて後続を突き放したところへ、出遅れた2番人気馬に外から迫ってきました。3/4馬身差で振り切ってデビュー8戦目で嬉しい初勝利を飾っています。勝ち時計は1分15秒1でした。
山本大翔騎手からは「このメンバーなら3馬身ほど離して勝つつもりだったのですが、仕上がりが7、8分だったのと、道中引っ掛かって外へ張りながら走っていたため、脚がたまらず最後は一杯になってしまいました。現状では1200mがベストだと思います」と、
佐藤裕太調教師からは「初ダートだけが心配でしたが、外枠からハナを切れて砂を被らない競馬ができました。血統的には距離を延ばして1500mを試してみたいところですが、引っ掛かっていたため、確実に勝つなら1200mでしょう。12月8日からの船橋開催での出走を予定しています」とのコメントがありました。
感想
ついに初勝利、こんな会場でとは想像していませんでしたが…。初ダートで砂をかぶるのだけが不安だったので、大外枠から好スタートで逃げられたのが全てでした。ただ大出遅れしていた2番人気の馬が最後は迫ってきたので、出遅れてなかったらヤバかったかもです。初めて競馬場で馬体を見ましたが、ちょっとトモが寂しいなという印象で、ここが募集時からの成長という点で想定外だった部分。今後もう少しここが充実してくればだいぶ違うと思うのですが。
さすがに平日の夕方だったので口取りは3人だけ。でも地方はかなりフランクなので、写真を取ったあと結構長く調教師、騎手、クラブの方と、直前の走りや次走について話し込む機会があり、なかなか貴重な経験でした。次走の距離を相談された時には、馬主じゃないんですけどって思いましたが…。問題なければ次走は12月2週目の開催で、ここで勝てれば中央復帰ですし、逃せば3勝必要になっちゃうのでしばらくかかりますが、次走は100%の仕上げをしてくるでしょうから、1発で決めてほしいです。


※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。