今回はレキシールーの23、イトワズマジックの23、キャトルフィーユの23です。
NO4.レキシールーの23(牝)
基礎情報
総額5,500万円(一口110,000円)
2023年1月26日 生、栗東 杉山晴紀厩舎
父ロードカナロア、母父Sligo Bay
馬体重:516kg 体高:157cm
胸囲:180cm 管囲:20.0cm
評価
クラブで初募集となった母レキシールー。正直、母系は特に目立つわけではなく、そこにつけられたSligo Bayもマイナー種牡馬だった中で、レキシールー自身が大爆発してカナダ変則三冠馬となっており、更にそこからG1馬ダノンスコーピオンを生むという成り上がりの母です。ダノンスコーピオン以外の兄も全て勝ち上がっており、優秀な母に間違いありませんが、改めて見ると、Sligo Bayの母はAngelic Songなのでつまりはレディバラードの姉弟、母母父はIn ExcessでCaro&異系、それ以前の母系も今となれば異系で、よくこんな馬買ってきたなあという涎が出そうな血統でした。
で、肝心な本馬ですがとにかくデカく、ツアー時にも圧倒されました。1歳牝馬にありがちな水太りではなく、フレーム自体が巨体といった感じです。ただ2回目の体重発表では馴致の始まりにより500kgをきってきましたので、異常サイズにはならないで済みそう。写真も歩様も悪いところは無いように見え、まだかなり緩そうではありますが好印象。レキシールー産駒では初めての牝馬なので、兄たち同様の活躍ができるかは未知数ですが(失礼、初仔も牝馬でした)、駄目なら駄目で将来の母優にも期待です。ダノンにいかなかったのは単に牝馬だからだと思います。
NO5.イトワズマジックの23(牝)
基礎情報
総額4,800万円(一口96,000円)
2023年3月16日 生、栗東 上村洋行厩舎
父ロードカナロア、母父War Front
馬体重:450kg 体高:153.5cm
胸囲:174cm 管囲:19.7cm
評価
3頭目の全兄妹で牝馬がきました。ツアーで見た印象は「ロードフォアエースと似てる」「トモがデカくてはち切れそう」であり、その感想は馬体写真を見ても変わらず。当然活躍している兄に似ているのですから見た目は完璧ですし、歩様も問題なし。体全体のボリューム的にはロードフォアエース比でだいぶ小柄ですが、牝馬としては標準クラスなのでこちらも気にする必要はないでしょう。個人的には(多分外れると諦めていたエンジェルフェイスの23を除けば)1番欲しかった馬です。駄目なら駄目で将来の母優にも期待です(2回目)が、駄目ってことはないだろうと自信のある馬です。
NO6.キャトルフィーユの23(牝)
基礎情報
総額4,800万円(一口96,000円)
2023年5月13日 生、栗東 吉岡辰弥厩舎
父ロードカナロア、母父ディープインパクト
馬体重:425kg 体高:155.0cm
胸囲:175cm 管囲:19.5cm
評価
4頭目の全姉妹。姉たちの募集時写真と比較すると、少し筋肉量が少ないかな、というか少し小柄かなと思いますが、遅生まれのこの時期なので成長に期待でしょうか。幼いからなのかいい馬だからなのか、歩様がめちゃめちゃ柔らかくて見惚れてしまいましたが、姉たちはもうちょっとカチッと歩いていたので幼いからなのかな。兄姉の活躍を見れば絶対に走るのでしょうが…ちょっと歩様の柔らかさ的に超晩成なのではないかと思い、見送ってしまいました。
※写真の一部やコメントの提供元はロードサラブレッドオーナーズであり、掲載許可を頂いております。