社台TCの出資馬、ミラビリスマジック、ソードマスター、アークシャルダーム、レジオンポレール、ステラミラージュの更新です。そして社台ファーム見学に行ってきました。
ミラビリスマジック

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2025.03.28
この中間は寒さも和らいできたこともあり、徐々に登坂本数やペースを上げた調教に取り組んでいます。現在は週3日、フラットワークで体をほぐした後、坂路を2本登坂するメニューが主体です。1本めはハロン17秒、2本めはハロン14~15秒をベースに駆け上がっており、本馬らしいスピード感のある動きを披露しています。心配が残る蹄の状態は日々の触診や歩様確認で手厚くケアしているため、今のところ問題ありません。この後も現状の乗り込み量を確保しつつ復帰に向け、態勢を整えていきます。最新の馬体重は472kgです。
2025.04.14
次走は5月10日(土)東京・分倍河原S(芝1600m)への出走を目指すこととなり、今週中に美浦TCへ帰厩予定です。現在も坂路コース主体の調教メニューで、この中間はコンスタントに3F40秒程度の追い切りも消化するなど、さらに負荷を高めて乗り込んでいます。ペースを上げるにつれて動きは良化傾向にあり、蹄の状態・歩様も安定してきた様子で、気持ちの面も良い雰囲気を維持できている印象です。最後まで脚元を中心にケアを重ねており、フレッシュな状態を保っています。最新の馬体重は476kgです。
2025.04.16
その後も順調な調整過程を歩んだことから、きょう16日(水)に美浦TCへ帰厩しました。予定どおり、5月10日(土)東京・分倍河原S(芝1600m)への出走を目指します。
感想
ついに次走の目処が立ちました!まだ太めですがここから1ヶ月でちょうどいい感じでしょう。結局半年空いてしまい、出走を夢見ていたヴィクトリアマイル前にまだ3勝クラスの現状ですが、ここを一発で決めてそのまま府中牝馬Sの出走を目指してほしいです。
ソードマスター

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2025.03.19
前走のレース後も馬体に変わりなく、きょう19日(水)に山元TCへ放牧に出ています。まずはこちらで心身のリフレッシュを促す方針です。
2025.03.28
放牧後は回復が早かったことから、あまり緩めることなく立ち上げています。現在は周回コースを2周して体をほぐした後、坂路をハロン16~18秒ペースで1本駆け上がる調教が基本です。引き続き精神面のバランスが鍵になっているものの、体調面に問題はなく、今後は坂路2本登坂など負荷を上げながら乗り込んでいきます。最新の馬体重は468kgです。
2025.04.14
この中間から調教負荷のベースを上げて乗り込んでいます。現在も周回コースでのウォーミングアップ後、坂路をハロン16秒ペースで1~2本駆け上がる調教が主体です。2本登坂時は3F40~45秒ペースの速めキャンターを乗っており、心身のコンディションは整ってきた印象です。次走は5月11日(日)新潟・ゆきつばき賞(芝1200m)を本線に検討する見通しで、早ければ今週中の帰厩を予定しています。最新の馬体重は470kgです。
感想
もう次走ということで、社台TCでも斎藤誠厩舎は数使ってくれて嬉しいです。ただ結局新潟まで遠征しての芝1200mとなってしまい、東京芝1400mがあるのに1200m路線に拘っちゃうんですねという⋯。クラスが上がればペースが上がってマイルでも折り合えると思うのですが、変に短距離慣れしてしまわないかが心配です。
アークシャルダーム

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2025.03.19
前走後は、馬体に変わりありませんでした。予定どおり本日19日(水)に社台F鈴鹿へ放牧に出ています。
2025.03.31
到着後は通常よりも少し長めに楽をさせて、心身のリフレッシュを促してきました。先週後半に乗り出して、現在は周回コースでのハッキング2000mで立ち上げているところです。まだ少し硬さが残っているため、馬のペースに合わせて、ゆっくり立ち上げていきます。現在の馬体重は472kgです。
2025.04.14
その後も周回コースでのハッキング2000~3000mを日々消化しています。じっくり立ち上げてきたことで少しずつ硬さも抜けて、体をゆったり使って走れるようになってきました。暖かくなってきたこともあり、毛ヅヤなども上がっていますので、坂路調教を再開するタイミングを計っていきます。現在の馬体重は470kgです。
感想
まだ1ヶ月経って坂路入りできておらず、中1週で使ったことが尾を引いてしまっていそうな感じです。次走の話はまだ何も出ていませんが、この調子だと6月の阪神開催ぐらいでの復帰でしょうか。前走で距離短縮は向いていないと判断してくれて、1800mに向かってくれるといいなと思いますし、何ならダートも合っていそうな気がします。
レジオンポレール

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2025.04.05
北海道の寒さもだいぶ和らいできたことから、人が跨っての常歩、ダク、キャンター運動と徐々に負荷を高めています。現在は週2日の頻度で坂路コースに入り、ハロン20秒程度のペースで1本登坂し、その他の日は周回コース・トレッドミル運動で基礎体力や筋力を戻しているところです。運動再開後も患部の状態は安定しており、手術の反動による左右差もありません。歩様の乱れなどもないため、今後も馬の状態を見極めながら、徐々に運動強度を上げていく方針です。3月下旬に計測した測尺は、体高157cm、胸囲178cm、管囲19.7cm、馬体重469kgです。
感想
ちょうどこのコメントが掲載された日に社台ファームを訪れました。すでにハロン17秒ぐらいまでは進めていて、まだリハビリ段階なもののいい感じに立ち上げられている様子。馬体は緩んでいて冬毛モサモサなので見栄えは悪かったですが、「暖かい時期になったタイミングでリハビリができているので、順調なら秋頃のデビューを目指せるのでは」という、嬉しい誤算のコメントをもらえました。体重はもうちょっと増えて470kg台になっていて、このまま牧場では500kgまで膨らませて、レースでは470~480kgというイメージでいるそうです。厩舎長のイチオシで、「(ジュールポレール産駒で)こんないい馬をもらっちゃってG1さんに申し訳ない」とのリップサービスもいただきましたので、期待してデビューを待ちたいと思います。



ステラミラージュ

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2025.03.28
ここまで順調に乗り込んでいたものの、左前肢の蹄を気にする素振りが見られました。挫跖の可能性が高いため、現在はウォーキングマシン運動で経過観察と治療に専念しています。
2025.04.05
心配の残る左前肢の蹄へ治療を続けながら、ウォーキングマシン運動のみで調整中です。さいわい獣医師の触診でも気にする素振りは徐々に和らいできて、歩様も改善傾向にあります。ただし北海道はまだ寒さが残っていますので、気候が和らいでくるタイミングで慎重に立ち上げていく方針です。3月下旬に計測した測尺は、体高159cm、胸囲177cm、管囲19.5cm、また馬体重も463kgまで増やしているように、フィジカル面では良いリフレッシュ期間となっている印象です。
感想
こちらも470kg台に体重を増やしていました。まだ脚元がスッキリせずにお休み中でしたが、徐々に良くなっているということで大きな心配はなさそうでしたし、実際に歩様も特に違和感はありませんでした。最初は物静かな雰囲気しかったので、大人しいですねと聞いたら「いやうるさいですw」と全否定。確かにその後わちゃわちゃし始めて、歩きを見る際もバタバタして本性を現してました。でもスタッフさんの評価はめちゃくちゃ高く褒めまくりで、特に胸前の充実度なんかはこの血統だからこそとの評価でしたし、「来年の今頃はクラシックを走ってもらわなければ」との言葉まで頂きましたので、なんとか順調にデビューしてくれればと祈っています。



※写真の一部やコメントの提供元は社台サラブレッドクラブであり、掲載許可を頂いております。